2022.09.16予防診療について

<予防診療の年間スケジュール>

※期間はあくまで目安です。詳細は当院までお問い合わせください。

 

予防シーズンというと春をイメージされる方が多いかもしれませんが、夏はノミやダニ、蚊が猛威を振るう時期、そして、秋に差し掛かる今頃の季節でもまだまだこれらの虫は活動をしているため油断は禁物です。

予防診療として代表的なものは、「ノミ・ダニ」「フィラリア」「ワクチン」です。それぞれについて簡単にご説明します。

 

■ノミ・ダニ

ノミやダニはそれ自体の寄生による直接被害だけでなく、アレルギーの原因になったり、病気を運んだりする厄介な外部寄生虫です。動物だけでなく人間にも被害が及ぶことがありますので、しっかり予防しましょう。

 

■フィラリア

フィラリアは感染した動物の体内で成長し、心臓や血管に寄生する寄生虫です。蚊に吸血されることで感染する恐れがあります。治療のとても難しい病気ですので、フィラリア予防薬による定期駆虫でしっかり予防しましょう。

なお、予防薬の投与時期は、蚊の出始めから1ヶ月後から、蚊がいなくなってから1ヶ月後までです。投与し忘れてしまうとそれまでの予防が台無しになってしまうこともあります。最後までしっかり継続しましょう。

 

■ワクチン接種

<狂犬病ワクチン>
狂犬病ワクチンは春先に接種するイメージが多いですが、1年中接種が可能です。
狂犬病は人間も感染する、発症するとほぼ100%死亡する治療法のない恐ろしい病気です。
日本では飼い主に対して、年1回飼い犬にワクチンを接種させることが義務付けられています。まだ接種されていない方はぜひご来院ください。

<混合ワクチン>
病気の中には、治療法がなかったり、致死率が高かったり、人間にうつるものもあります。
こうした病気に対しては、年1回のワクチン接種で免疫をつけることで予防します。
ワクチンは、ワンちゃんやネコちゃんの行動範囲や年齢により、種類や接種回数は異なりますので、疑問がある場合はご相談ください。

 

最後になりますが、定期的な予防診療は病気の早期発見にもつながります。
若くて元気なうちから、健康管理や予防を習慣化し、大切な家族であるワンちゃんやネコちゃんの健康を維持してあげましょう。

 

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