2022.11.02胆管肝炎 ~ウル○はいらないと言われました~

こんばんは、医師と同じで獣医師の発言はすごい責任が付きまとうと思っています

胆嚢に泥が貯まる状態「胆泥症」といいますがこれははたして治療対象でしょうか

※胆泥=何らかの原因で胆汁が濃縮して変質し泥状になったもの(胆泥)が胆嚢に貯留した状態

もうすこし詳しくいうならばムコ多糖などが変性して本来液状である胆汁が泥になった状態です

ちなみにそんな胆嚢は不可逆的でもうサラサラの胆汁になれません なお胆汁をつくるのは肝臓です💖

うちはセカンドオピニオンやサードがとにかく多いのでこんなことがありました

飼い主「先生、ウ○ソ近くの病院でいらないって言われたからしばらく飲んでないんだよー」

獣医「そうなんですね、今回の胃腸炎は関連あるかもですね、、」

飼「え、胆嚢の話でなくて今日は胃腸炎でしょう」

獣「いまから話しますね」 ふぅ またこのパターンか、、、、

肝臓で作った胆汁は胆嚢にたまります→食べ物は胃から十二指腸へ

→胆嚢からoddi括約筋で胆汁が胆管を介して十二指腸へ

なお胆管て2-3mm程度とかなり細く胆泥は通りにくいです そして胆汁って消化酵素でかなり物質としては

強い作用を持ってます 十二指腸には膵管が開口しています⇔膵臓につながります

見えましたか?話

胆泥は炎症情報(サイトカインなど)をふくんで十二指腸で膵管から逆流し膵臓へ

⇔膵炎リスク+😢 膵炎の症状は軽い場合は、、、 あ、胃腸炎様症状とつながりましたね

話し戻ってでははたしてウル○いらないんでしょうか? この子の場合はうちに過去の画像データがあったので今回(内服ない場合)と以前(内服していた場合)で優位に胆泥の量に有意差がったので再度内服をお勧めしておきました

考え方としてはウル○やスパ○ール、肝臓サプリが絶対とは思いませんが胆泥はある状態は健全ではありません!これは間違いない また進行性に胆泥が増える場合は要注意です🤦‍♀️ ワクチンの抗体価と同じような話でして、リスクを飼い主にインフォームしないで頭ごなしに前医の内容を否定するのは何倍にもなってしっぺ返しがきます、これは急性胆嚢炎で最悪破裂したら内服を止めた方の以下略

この胆泥は膵炎リスクが~て話は数年前から言われているのでかかりつけさんにしっかりと確認した方がよいですね 補足としてうちではもちろんフードの管理も目指しますが甲状腺をはじめとした脂質代謝が重要なのは言うまでもありせん☆

なお、当院では難治性のつまり高難度の胆のう摘出手術もかなり生還率が高いのでブログを読んでいる獣医さんで一緒に執刀をという方は紹介ください。むろん破裂でも受けますし見学もOkです

過去の手術関連の画像を含めたデータを持参する方がいますが、予防的な段階での摘出があまりにも多くて肝臓への癒着もほぼなくリスクが限りなく低いパターンです。 胆嚢摘出術は内科的な維持ができない状態でかつ生体側が耐えうる場合にgoとなります。胆嚢炎重度での破裂や粘液嚢腫が代表的な例です

主張のわかりにくい文でしたがその内服やめて大丈夫?🤷‍♂️というコラムでした

こんなケースもありなかなか予約していてもお待たせしてしまうケースがりご迷惑おかけします

一緒に我が子の状態をチェックしましょう。