2022.11.17寒い冬に注意したい犬や猫の尿路結石症

犬や猫に多い尿路結石症をご存じでしょうか。

悪化すると尿路を閉塞してしまい、尿毒症につながり、犬や猫の体に負担をかける危険のある病気です。

尿路結石症になると家庭でどのような徴候に気をつければよいのか、どんな検査や治療が必要になるのかについて解説します。

 

犬や猫の尿路結石症とは


犬や猫に起こる尿路結石症とは、腎臓や膀胱などの尿路で結石が生じる病気です。

食べ物や飲み物などの摂取するもの、尿の作られる環境などの体質で結石を作りやすくなるかどうか可能性が高まります。

尿路結石が出来ることで、尿路がふさがれて尿が排出できなくなってしまいます。

健康な犬や猫は毒素や体内で要らない水分などを尿と一緒に排出しますが、それが出来なくなることで、尿毒症と呼ばれる中毒症状につながるケースがあります。

また、尿毒症にまでつながらなくても、排尿時に痛みや違和感を覚えたり、排尿したくてもできない残尿感などで体に負担がかかったりすることが多くあります。

 

尿路結石症に気づくために注意したい犬や猫の様子


尿路結石症の初期段階では排尿時の痛みや違和感などにより、何度もトイレに行って排尿姿勢を取るものの、排尿できない尿に血が混じるなどの様子が見られるようになります。

これらの疑わしい症状は、膀胱炎なども考えられますが、尿路結石症の可能性があり、そのまま放置してしまうと排尿困難に陥る危険性が高まります。

できるだけ早い段階で受診することをおすすめします。

尿路結石症の程度が悪化し、排尿困難に陥ると尿毒症に近い症状が見られる可能性が高まります

尿毒症の症状の一例としては、食欲不振元気消失嘔吐などが挙げられます。

これらの症状が見られたら死に至る危険性もあります

すぐに受診するよう心がけましょう。

 

犬や猫の尿路結石症の検査及び治療


尿路結石症が疑わしい場合、尿検査や超音波検査、レントゲン検査などの画像診断を合わせて行うことになります。

疑わしい場合、おしっこが全く出ないなどの緊急時を除き、まずは尿検査のために採尿をして受診時に持っていくことをお勧めします

採尿方法に関してはットシーツを裏返してトイレに置く方法や、採尿用のキットを使用する方法など様々です。

おうちの子にとってやりやすい方法で試してみてください。

尿毒症まで陥っている場合は、全身状態を把握するために血液検査なども行う場合もあります。

尿路結石症であることがわかった場合、外科的に摘出する方法か、サプリメントや療法食などで石を溶かす治療を行うケースが多くあります。

尿毒症も起こってしまっている場合は、全身状態を回復させるための点滴などの治療も必要です。

 

まとめ


もし尿路結石症が疑わしい場合は、犬や猫の体に大きな負担を与えてしまう危険があり、一歩間違えれば死に至る危険性があります。

尿路結石症の疑わしい症状や、犬や猫の排泄時の変化が見られた場合は早めに受診するよう心がけましょう。

 

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